SecurityNews国内セキュリティインシデントの記録
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Monthly record

2026年6月のインシデント記録

今月の国内被害は個人情報漏えいが大半を占める一方で、従業員や委託先による内部不正、置き忘れなど人的ミスが直接的な原因となっている事案が目立つ。セキュリティ技術だけでなく、取扱者の行動管理と物理的な情報管理の脆弱性が同時に露出する傾向が明らかになった。

76

国内で公表されたインシデント

業界を選ぶ

インシデントの種類

不正アクセス26
情報漏えい19
ランサムウェア8
内部不正6
サポート詐欺5

公表が多かった業界

行政・公共15
製造業10
EC・小売9
教育・学術8
サービス業8

週ごとの公表件数

23
6/1〜6/7
10
6/8〜6/14
15
6/15〜6/21
22
6/22〜6/28
6
6/29〜7/5

Incidents

この月のインシデント

76
金融・保険不正アクセスアフラックに不正アクセス、約438万人分の個人情報漏えい 口座情報23万件もアフラック生命保険の顧客専用サイト「アフラック よりそうネット」等が不正アクセスを受け、約438万人分の個人情報と約23万人分の口座情報が漏洩した。口座情報の漏洩を含む大規模な情報流出であり、二次被害(不正引き出し・フィッシング)への警戒が必要。アフラック契約者は公式発表を確認し口座の異常がないかチ…ITmedia Security
EC・小売不正アクセスメルアカに不正アクセス、個人情報流出の可能性 - オークション事業者ゲオホールディングス傘下の日本オークション協会がメールアカウントへの不正アクセスを受け、個人情報が流出した可能性があることを公表した。古物商向けオークション事業者が対象であり、取引先や顧客の個人情報が含まれる恐れがある。不正アクセスの経路や被害範囲の詳細は現在調査中とのことである。Security NEXT
製造業ランサムウェアVPN経由でサイバー攻撃、ランサム被害が発生 - D&Mバレーボール用サポーター製造販売のD&MがVPN経由でサイバー攻撃を受け、社内ファイル共有サーバがランサムウェア被害に遭ったことを公表した。VPN装置の脆弱性や認証情報の窃取が侵入経路として使われた可能性が高い。同様の被害を防ぐため、VPN機器のパッチ適用と多要素認証の設定を早急に確認すべきである。Security NEXT
サービス業情報漏えいプロジェクト申込フォームで設定ミス、既存回答が閲覧可能に - NPO法人NPO法人おてらおやつクラブとバリューブックスの共同企画のプロジェクト申込フォームで設定ミスがあり、他の申込者の回答(個人情報を含む可能性)が閲覧可能な状態になっていた。フォームツールの公開設定ミスによる情報漏洩は国内でも多発している。フォーム作成時は必ず設定を確認する習慣を持つべきだ。Security NEXT
教育・学術情報漏えい中学校の生徒情報含む修学旅行しおりを紛失 - 名古屋市名古屋市内の中学校で、生徒の個人情報を含む修学旅行教員用しおりが紛失したことが公表された。物理的な情報管理の不備によるインシデントであり、デジタル以外の情報漏えいリスクも重要であることを示す事例。学校・教育機関では紙媒体の個人情報管理ルールの徹底が求められる。Security NEXT
製造業セキュリティインシデントインドネシア子会社でデータ外部送信が判明 - ダイキョーニシカワ自動車部品メーカー「ダイキョーニシカワ」のインドネシア子会社がサイバー攻撃を受け、社内データが外部に送信されていたことが判明した。現時点で生産活動への支障はないとされているが、情報流出の詳細は調査中。海外子会社のセキュリティ管理を含めたグループ全体の対策強化が求められる。Security NEXT
製造業ランサムウェア台湾子会社でランサム被害、影響など調査 - ニデックニデック(旧日本電産)の台湾子会社がランサムウェア攻撃を受けたことが明らかになり、情報流出と事業影響の有無を調査中。大手製造業グループの海外子会社が標的となったケースであり、サプライチェーンへの波及リスクも懸念される。取引関係のある企業は状況を注視すること。Security NEXT
医療・ヘルスケア不正アクセスメルアカ侵害でスパムの踏み台に - 日本医業経営コンサルタント協会日本医業経営コンサルタント協会の岩手県支部メールアカウントが不正アクセスを受け、スパムメールの踏み台として悪用された。医療・ヘルスケア関連団体のメールアカウント管理の甘さが狙われた事例。不審なメールを受け取った場合は開封や返信を控えることが重要。Security NEXT
サービス業誤送信非表示の個人情報を削除済みと誤認、外部に誤送信 - 川越商工会議所川越商工会議所が会員の個人情報を含むリストをメールで外部に誤送信したことを公表した。非表示設定の個人情報を削除済みと誤認したことが原因で、Excelなどのファイルの「非表示」機能は情報隠蔽手段にはならないことを示す事例。メール送信前の確認手順の徹底が求められる。Security NEXT
通信・メディア不正アクセス「パスワードが変更できない」の声相次ぐ BIGLOBE、情報漏えいの可能性で変更呼びかけ マイページ高負荷が一因BIGLOBEメールでメールアドレス・BIGLOBE ID・パスワードが漏洩した可能性があるとして、同社がパスワード変更を呼びかけた。しかしマイページが高負荷でパスワード変更できないとの報告が多数寄せられており、利用者が困惑している。BIGLOBE利用者は早急にパスワード変更を試みることが求められる…ITmedia Security
IT・テック不正アクセスNTTPC「WebARENA」ファイル転送サービスに不正アクセス 業務ファイル4400件超に漏えいの恐れ 再構築へ今後半年間停止NTTPCの「WebARENA」ファイル転送サービスで不正アクセスが発生し、4400件超の業務ファイルが漏洩した恐れがある。共用レンタルサーバ「WebARENA SuiteX」でも不審なファイルが設置された痕跡が確認され、サービスは今後半年間停止・再構築される。同サービスを利用している場合は速やかに…ITmedia Security
金融・保険不正アクセスマネフォへの不正アクセス、約6.3万件流出した可能性 調査完了で規模確定マネーフォワードはGitHubへの不正アクセスによる個人情報漏洩の調査が完了し、最大約6万2901人分のデータが流出した可能性があると発表しました。単体では個人を特定できない固有識別子を含むデータとしていますが、利用者は状況を注視する必要があります。ITmedia Security
行政・公共情報漏えい行政文書の個人情報、墨塗りせず交付 - 神奈川県神奈川県が情報公開請求に応じて交付した行政文書において、個人情報の墨塗り処理が不十分だった事案が発生した。行政機関における文書取り扱い手順の不備による情報漏洩であり、内部プロセスの見直しが求められる。類似の業務を行う組織も文書の墨塗り処理の確認プロセスを整備すべきである。Security NEXT
EC・小売情報漏えい予約管理システムが侵害、個人情報が流出 - アソビューレジャー施設予約サービス「アソビュー」が運営する取引先向け予約管理システムがサイバー攻撃を受け、予約者の個人情報が流出した。利用者の個人情報が外部に漏洩しており、二次被害(フィッシング等)のリスクがある。アソビューを業務で利用している企業は取引先への連絡と状況確認が必要。Security NEXT
教育・学術サポート詐欺県立高でサポート詐欺被害、端末内部に個人情報 - 島根県島根県の県立高校で教員がサポート詐欺(偽のウイルス警告等で電話させ遠隔操作を誘導する手口)に遭い、生徒の個人情報が保存された端末が危険にさらされた。学校教職員もサポート詐欺の標的となっており、個人情報漏洩リスクがある。教職員向けのサポート詐欺対策研修と端末の個人情報管理ルールの見直しが必要。Security NEXT
医療・ヘルスケア不正アクセス東北大、4月の不正アクセスに続報 連絡取れない元入院患者・治験医師に申し出呼びかけ東北大学は4月に発生したサーバへの不正アクセスについて続報を公開し、病院の治験業務関連NASからも患者個人情報が漏えいした可能性があることを明らかにした。連絡が取れない元患者・治験医師に対して申し出を呼びかけており、被害範囲がさらに拡大している。ITmedia Security
EC・小売不正アクセスサイバーエージェントのポイント交換サービス、不正アクセスで停止中 復旧に1カ月かかる見込み「ドットマネー」への不正アクセスにより6月8日から全サービスが停止しており、復旧には約1カ月かかる見込みだ。交換手続き中のポイントは保全されており消失しないと公式が説明している。利用者は公式情報を確認しつつ被害の拡大に備えることが求められる。ITmedia Security
IT・テックセキュリティインシデント“11億円超資金流出”のはてな、通期最終赤字に転落見込み 被害額を特別損失に計上はてなは4月に発覚した資金流出事案(最大約11.8億円)を特別損失に計上し、2026年7月期の最終損益が約7.7億円の赤字となる見通しを発表した。サイバー攻撃による資金流出が企業経営に直接的な打撃を与えた事例。経営者はサイバーリスクの財務的影響を認識すべき。ITmedia Security
医療・ヘルスケアランサムウェア九大の研究室にランサム被害、病院患者43人の手術動画・氏名流出のおそれ九州大学の研究室がランサムウェア被害を受け、九州大学病院の患者43人の氏名と手術動画データが外部に流出した可能性があることが判明した。医療情報を含む機密データの漏洩であり、患者への影響が懸念される深刻な事案。医療機関・大学研究室での端末管理強化が急務。ITmedia Security
エネルギー・インフラ情報漏えい九電子会社が紛失した記憶媒体、暗号化やパスワード保護なしと判明 施錠も徹底されず九州電力送配電の子会社が最大1090万件の顧客情報を保存した外部記憶媒体を紛失し、データに暗号化・パスワード保護が施されておらず、施錠管理も不十分だったことが判明した。個人情報を外部記憶媒体で取り扱う際のセキュリティ対策が不十分であったことが明確になり、同様の運用をしている企業は早急な見直しが必要で…ITmedia Security
サービス業不正アクセス転職サイトのスマホアプリにPWリスト攻撃 - キャリアデザインセンター転職サイト運営のキャリアデザインセンターが、スマホアプリへのパスワードリスト攻撃(他サービスから流出したID・パスワードの不正利用)による不正アクセス被害を受けたことを発表した。同一パスワードの使い回しをしているユーザーは被害に遭いやすく、利用者へのパスワード変更案内が重要である。企業側も多要素認証…Security NEXT
行政・公共情報漏えいふるさと納税者に関する個人情報の一部がSNS投稿 - 洲本市兵庫県洲本市で、ふるさと納税寄付者の個人情報がインターネット上(SNS等)に流出したことが明らかになった。行政機関による個人情報管理の不備が再び問題となっており、情報の取り扱いルールの徹底が求められる。流出した個人情報の悪用(フィッシングや詐欺)に対する注意も必要である。Security NEXT
IT・テック不正アクセス送信メールの添付ファイル保管サーバが侵害 - 石川のSIer石川コンピュータ・センター(ICC)が、送信メールの添付ファイルを保存するサーバへのサイバー攻撃を受けたことを公表した。添付ファイルの内容が第三者に閲覧された可能性があり、取引先情報の漏洩も懸念される。同社と取引のある企業は連絡を待ちつつ、送受信メールの内容確認を検討すること。Security NEXT
ゲーム・エンタメ不正アクセスクラウド侵害で個人情報流出か、未発売のゲームデータも - ビジュアルアーツゲームメーカーのビジュアルアーツがクラウド環境への不正アクセスにより、個人情報と未発売ゲームのマスターデータが流出した可能性を公表した。クラウド経由の情報漏洩であり、アクセス制御の不備が原因として疑われる。同社サービス利用者は公式発表を確認し、登録情報の変更を検討すること。Security NEXT
医療・ヘルスケアサポート詐欺患者1365人分の個人情報漏えいか 看護師が私物PCに情報保存→サポート詐欺被害に 藤田医科大学病院藤田医科大学病院の看護師が院内規程に反して患者情報を個人PCに保存し、サポート詐欺被害により患者1365人分の個人情報が外部に漏えいした可能性がある。私物デバイスへの業務情報保存が情報漏えいリスクになることが改めて示された。ITmedia Security
サプライチェーン東芝や無印良品など、複数の企業で「不審なログイン画面」 各社が注意呼びかけ 「polyfill io」経由か無印良品・象印・ボートレースなど複数の企業・団体のサイトで、polyfill.io経由とみられる不審な認証画面が表示される被害が確認された。各社は情報漏えいを否定しているが、当該画面に入力したユーザーへのパスワード変更を呼びかけている。自社サイトでpolyfill.ioを利用しているか確認が必要だ。ITmedia Security
ゲーム・エンタメ不正アクセスKey新作「anemoi」マスターデータ流出、個人情報も漏えいか ビジュアルアーツに不正アクセス 取引先のマイナンバーもゲームブランド「Key」の新作「anemoi」のマスターデータが発売前に流出し、ビジュアルアーツへの不正アクセスによって個人情報と取引先のマイナンバーも漏えいした可能性が明らかになった。マイナンバーを含む機密情報の管理強化が求められる。ITmedia Security
サービス業不正送金宿泊予約サービスの口座情報が改ざん、不正送金被害 - ポラリスHDポラリス・ホールディングスが利用する宿泊予約サービスのアカウントが不正アクセスを受け、口座情報の改ざんと不正送金被害が発生した。フィッシングメッセージも送信されており、顧客への二次被害の可能性がある。同種サービスを利用する企業はアカウント管理の見直しが急務。Security NEXT
金融・保険不正アクセス阿波銀行の情報漏えい、被害のテスト環境は「本来廃止すべきだった」 システム高度化作業でも利用阿波銀行で発生した顧客情報漏えいの原因が、本来廃止すべきだったテスト環境を転用し続けていたことと判明した。管理態勢の不備が認められ、頭取を含む役員が処分を受けた。不要なシステム環境の放置がセキュリティリスクを高めるという教訓として重要。ITmedia Security
教育・学術サポート詐欺中学校でサポート詐欺被害、1000万円が不正送金 - 牧之原市静岡県牧之原市の中学校でサポート詐欺被害が発生し、学校の金融機関口座から約1000万円が外部口座に不正送金された。サポート詐欺とは、偽のウイルス警告画面でサポートセンターへの連絡を促し、遠隔操作や送金を誘導する手口。学校・教育機関や中小企業でも十分起こりうるリスクである。Security NEXT
IT・テック不正アクセスCAMPFIRE「従業員がGitHub認証情報を個人開発サーバに誤アップロード」 不正アクセスの原因公表クラウドファンディングサービスCAMPFIREで、従業員がGitHub認証情報を個人開発サーバに誤ってアップロードし、第三者に悪用されて不正アクセスが発生した。認証情報の管理ミスによる情報漏えいは中小企業でも起こりやすいリスク。認証情報の適切な管理と漏えい時の即時失効対応が求められる。ITmedia Security
教育・学術内部不正元職員が個人情報を掲示板投稿、システム設定に不備も - 津田塾大津田塾大学の元職員が、学生の個人情報を匿名掲示板に投稿していたことが判明した。当該元職員は本来閲覧権限のない個人情報にもアクセスできた可能性があり、システムのアクセス制御に不備があったことも示唆されている。退職者・異動者のシステムアカウント削除とアクセス権限の棚卸しを組織全体で実施してください。Security NEXT
行政・公共情報漏えい個人情報含む文書を外部サイトに掲載、職員を処分 - 郡山広域消防郡山地方広域消防組合が、個人情報を含む公文書を外部機関のWebサイトに誤掲載した職員に対して懲戒処分を行った。意図せぬ個人情報の外部公開が組織の信頼失墜と法的リスクをもたらす典型例。文書をWebに公開する際の事前確認フロー(個人情報チェック体制)を整備してください。Security NEXT
金融・保険内部不正「JCB社員がインスタに社内資料を載せている」Xで画像拡散 同社「事実関係を調査中」JCBの社員がInstagramに社員証や他社の社内システム構成図・個人情報取り扱い資料の写真を投稿し、SNSで拡散していることが報告されている。社内資料のSNS投稿は情報漏洩リスクが極めて高く、自社でも同様の事案が発生していないか確認が必要。従業員全員に対し、社内資料・システム構成図・個人情報を含…ITmedia Security
行政・公共内部不正市役所のPC83台が盗難被害 中に11万人分の個人情報――委託先社員を逮捕、転売目的か 浦添市沖縄県浦添市で委託先社員が業務用ノートPC83台を転売目的で盗み、うち3台に住民11万5千人超の個人情報が含まれていたことが発覚した。委託先による内部犯行であり、PCの物理的管理の重要性を改めて示す事例。業務委託先への物理的なPCアクセス管理と、持ち出し規定・ストレージ暗号化設定の整備を確認してくだ…ITmedia Security